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google と 生成AI

9 July, 2025

google と 生成AI

社会的な影響が似ている。

google の台頭

2000 年代初めに google が普及して、みんながエラーメッセージをそのまま google にコピペするようになった。答えが見つかるまで検索結果を読み続ける。仮説をたてることはなく、ただ機械的に検索を繰り返すだけだった。

検索で見つかった、誰かが書いたコードの上っ面を手直しして取り込んで、とりあえず動かす。フレームワークが出したエラーメッセージをそのまま検索して、検索結果を読む。これを高速に繰り返しているだけの Web エンジニアが一定数いた。

経験の軽薄さ

自分で書いていないコードは、内容を理解していないからデバッグできない。よりよく改良もできないし、もちろん人に説明することもできない。

一番まずいのは、このやり方をしていてもプログラミングの能力が向上しないこと。目の前の問題は解決するけど、その経験はほとんど応用できないままになっていた。

脱出と心がけ

当時、自分もこの無限検索地獄にはまっていたことに気付いたので、やり方を変えた。

まずはじめに自分で仮説をたてて、その仮説を検索と実装で検証していくことにした。それから、得られた解決方法について、なぜそうなのかという疑問が沸いてくるまで待って、それを解決してから次の作業に移るようにした。

それから、設計を重視するようにした。プロジェクトごとに変わる登場人物とそれぞれの役割をどう見極めてシステムに反映するか、その分析と設計に積極的に時間を割くようにした。

あとは、時間の余裕を作るようにした。タスクに追われてぎりぎりの状態ではこのやり方を続けられないので、開発以外にかける時間を減らすようにした。

生成 AI の台頭

google コピペと同じ状態だと思う。

無限プロンプト改善地獄に捕らわれたビギナーが、生成 AI のコードをノールックで pull request し、レビューアが怒るところとか。

結論

システムエンジニアとして長く続けたかったら、問題の解決方法だけではなく、その根本原因にまで目を向けた方がよい。現象を吟味し、事実から得られた知見を分解しながら仮説を作り、検証し続ける能力を大事にしたい。それから、技術的な好奇心を忘れないようにしたい。

でも、CSS は本当に苦手なので生成 AI に任せたい。お願いします。